こんにちは、兵庫宝塚カイロプラクティック院長の一色です。
本日は、いただいたご質問にお答えします。先日、不眠症でお悩みの方からこんなお問い合わせをいただきました。
このところ睡眠が浅く、1時間半くらいおきに目が覚めます。寝つきも悪く、1時間は当たり前、ひどい時は2，3時間くらいかかっています。病院にて自律神経失調による不眠症と診断されました。病院で治療中？（お薬をもらっただけ）ではありますが、これからもずっと薬を飲まない限り、眠れないんじゃないかと思うと不安で仕方ありません。整体も受けたいと考えているのですが、それまでにやっておくべきことや不眠症の人がやってはいけないことなどアドバイスをいただけると嬉しいです。
当院でも不眠症でお困りの方が数多く来院されていますが、よくお伝えしている内容としては大きく３つあります。
ポイント１ 睡眠環境を見直してみる
そもそも寝れる環境で寝ているのか？暑くないか、寒くないか、騒音、隣の人の話し声や生活音、近くで夜間工事などしていたら寝れるものでも寝れなくなってしまいます。また日本の照明は特に明るいとも言われています。部屋や窓の外が明かる過ぎたりしていないか？
夜は、リラックスするためにもゆっくりお風呂に入り、疲れをとって、布団に入る時間から逆算して徐々に部屋の照明を暗くして夜を過ごしながら体に寝る準備をさせていくのもお勧めです。
ポイント２ スマホを枕元に置いて寝ない
ご存じかとは思いますが、スマホは、すごい電磁波を発しています。そんなものを枕元に置いて寝るのはやってはいけないことです。これから眠りについて副交感神経優位(リラックスモード）の状態にしようとしているのにわざわざ脳を緊張をさせて交感神経優位(緊張モード）にしながら眠れというのも酷な話ですよね。
ポイント３ 頭を疲れさせ、体を疲れさせ、こころを疲れさせる
「頭、体、こころ」この３つが疲れると必ず人間は寝れるようになっています。常に頭は、無数に入ってくる情報から選択、判断、指令をしていますのでとても疲れています。頭の疲れは、皆さん問題ないでしょう。
体の疲れは、人によって差が出てくるところです。毎日パソコンの前でデスクワークばかりしていると体全身までは疲れていませんよね。心当たりのある人は、適度な運動をして程よい体の疲れが必要になります。
最後のこころが疲れていない人が、とても多いようです。うれしい、悲しい、苦しい、腹が立つなどなど皆さん大人げないと思うからでしょうか？感情を抑え込んでいる人がとても多いです。これでは心は疲れません。よく勘違いされるのですが我慢して感情を抑え込むから心が疲れるのではありません。感情を表に出すことで疲れるのです。喜怒哀楽を言葉で伝えてみることが大事です。
不眠症でお困りであればいつでもご相談ください。
